ガンの原因


原因は未だに不明ですが、現在では、

生活習慣の乱れが原因とされています。

ガンの原因については未だ完全には解明されてはいませんが、現段階では、遺伝子の突然変異によってガンは発生するとされています。その主な要因は、遺伝子を傷つけ、免疫力を低下させて、ガン抑制遺伝子の働きを弱めてしまう生活習慣にあります。

ガンを発生させる主な要因

食事の偏り
  ドッグフードはたとえ総合栄養食の物でも、加熱処理等で酵素(栄養を吸収させる要素)が消失してしまっている為、十分に栄養を摂取できないまま排出してしまっています。ドライフードは勿論ですが、ウェットであっても十分な酵素が残っている事はまずありません。やはり手作りが一番ですが、それが難しいならば、せめて、酵素を補う食品とドッグフードを合わせて与えなければなりません。

ストレス
  一人で留守番する事が多くなった現代のペット、飼い主との時間も犬にとっては十分なものではなく、不安や寂しさ恐怖を感じています。また繊細な犬には暑さや寒さ、騒音や臭い等も大変なストレスです。特に都会で暮らすペットのストレスはより一層心の負担を抱えています。

運動不足
  室内飼いが多くなったことにより、限られたスペースで生活せざるを得なくなった犬は必然的に運動不足になります。摂取したエネルギーを消費できず、血行不良や自律神経の不調、肥満等の様々な悪い要因をもたらし、免疫力を低下させてしまいます。犬にとって適切な散歩や遊びの時間が用意されていないのも一つの要因です。

 
にも遺伝的な要因で発症するケースや、遺伝子群の変異によって遺伝子産物が活性化して、細胞が異常な増殖を起こし、腫瘍細胞が生成されるという、要因もありますが、全体で言えばごく少数です。

ガンの予防法


 ガンは愛犬はもちろん、飼い主にも大きな問題。
常に予防を心掛け、発症しないように努めましょう。

犬のガンも人間と同じように、生活習慣を改善し、飼い主が愛犬の健康に対してしっかり意識する事で発病を予防する事ができます。

犬のガンを予防する8のポイント

太りすぎや痩せAすぎに気をつける
十分な運動をさせる
ストレスを抱える状況に置かない
栄養バランスが整った手作りの食事を与える
油分、塩分を控える
オスなら去勢、雌なら避妊手術を行う
タバコの煙や排気ガス等の汚染された空気を避ける
ノミ、ダニの駆除用いる有毒な化学物質を長期間使用しない

 以上は方法論についてお伝えしました。根本的な体質改善を行い、自然治癒力を高め、自然療法により免疫力、抵抗力を引き上げて発生原因を排除する事がガンの最大の予防なのです。
あと、付け加えるとしたら、日頃のちょっとした体調や気持ちの変化に敏感である事が大切です。
体調が悪そうな時、しこりを見つけた時は病院に行き、検査に納得いかなければ、積極的にセカンドオピニオンを行いましょう。

 病院に行っても、検査もしないで、
「様子を見ましょう」
「今後大きくなるようだったら、検査しましょう」
「脂肪腫だと思いますよ」
「ただのイボでしょう」
なんていう言葉は信じないで、しっかりと検査してもらいましょう!!!

ガンの検査法


 家庭でもできる簡易的な身体検査があります。
毎日のブラッシングの合間などにチェックしましょう。

ガンの検査には様々な方法があります。このページでは病院で行われる検査方法と家庭でも気づくことのできるガンの症状についてご紹介したいと思います。

 通常は身体検査のような診察に始まり、体表にしこりを確認したらバイオプシー検査、体内であればCBCやMRI等を用いて、ガンの有無、また、その種類を調べます。病院で行われる主なガンの検査方法は以下の通りです。

<病院で行われるガンの検査方法>

・身体検査(触診、聴診、視診)
  体の表面にできた『しこり』の場合、獣医師が直接見て、触って、『しこり』の色や大きさ、広がり具合等を診ます。肺ガンの場合は聴診で見つかる事もあります。

・バイオプシー検査
  体の表面の『しこり』に注射針を刺し、中身の細胞を採取し検査する方法です。細胞の形や並び方から、それが腫瘍であるのか、また、どのような種類の腫瘍なのかを判断します。

・CBC(血液検査)
  犬から血液を採取し、血液の中の赤血球、好中球、白血球、血小板等の増減を検査する完全血球算定を行います。

・病理的検査
  骨髄等に注射針を刺し、中身の細胞を採取し、それが腫瘍性かどうかを検査します。

・尿検査
  尿を採取し、膀胱内腫瘍の恐れがある異型上皮細胞の存在の有無を確認します。

・MRI検査(磁気共鳴画像診断)
  愛犬に全身麻酔をかけ、体を構成している分子の信号を検査します。ペースメーカーやステントといった金属が体内にある場合受ける事はできませんが、検査自体には痛みや放射線被爆の恐れがありません。ただし、検査に時間がかかってしまいます。

・CT検査(コンピューター断層撮影法)
  360度の方向からX線による撮影を行い、輪切り写真に(ヘリカルCTでは立体的に)して確認する事ができます。体内の腫瘍組織や、転移の有無を見つけます。

・PET検査(ポジトロンCT)
  ポジトロンという電子を放出する薬剤を注入し、体内での広がり具合を特殊カメラで映像化する診断法です。

 病気の兆候が見えてからガンの検査を行うのではなく、あらかじめ定期的なガンの検査を続け、早期発見できるように心掛けましょう。特に体内のガンは判断しづらいので、半年に一度はガンの定期検査を行うのが望ましいでしょう。また、検査の前には、「何のための検査なのか」、「麻酔は使うのか」、「犬にかかる負担はどの程度なのか」、「費用はいくらなのか」を、あらかじめ聞いておきましょう。もちろん検査後も獣医師に聞かなければならない事があります。検査結果は獣医師より伝えられると思いますが、他に「今後検査を受ける必要があるか」、「今後どう対応していくか」等をしっかり確認しましょう。

<家庭でも気づける症状と身体検査方法>

ガンの恐れがある症状

・体にしこりがある
・しこりが大きくなっている
・変な咳がある
・急な体重の減少
・尿や便に異常がある
・動きがおかしい(麻痺など)
・頻繁に下痢や嘔吐をする
・元気がなく、疲れやすい

身体検査方法

・体の表面にあるすべてのリンパ節を触診する
・犬を寝かせて乳腺のしこりがないか触診する
・臼歯や口の奥、喉の方まで口腔内を視診する
・甲状腺や肛門周囲部のしこりを調べる

 ガンの回復のカギは『早期発見・早期治療』です。飼い主が常に注意深く愛犬の健康管理を行う事でもし愛犬をガンから救う事ができるのです。

ガンの対策(ガンの治療法)


 最近では、集学的療法と緩和療法(自然療法)を
組み合わせたガン治療を行っているようです。

ガンに対する治療法の種類は大変多く、ガンの種類や発生部位、進行度合いによって、適切な物を選択します。ガンを取り除く代表的な治療法は「外科療法」、「放射線療法」、「化学療法(抗ガン剤)」ですが、他にも痛みや苦しみを取り除く「緩和療法(自然療法)」があります。

 現在、病院でガンの治療を行う場合は外科療法、放射線療法、化学療法を組み合わせた「集学的治療」が最も多く行われています。

病院で行われる主な治療法の紹介は以下の通りです。

外科療法
  外科療法とは手術により、ガン巣を切除する治療法です。早期ガンであれば、手術により完治する事もあります。ただし、既に転移している進行ガンに対しては、あまり効果的ではありません。また、必ず全身麻酔を行いますので、犬にかかる負担もあらかじめ獣医師に確認しましょう。

放射線治療
  放射腺治療とは、ガンが存在する部分にコンピュータにより放射線を集中して照射する事でガン細胞を死滅させ、ガンの進行を食い止める治療法です。進行したガンに対しては効果があり尼腺。脱毛や嘔吐、食欲不振といった副作用があります。

化学療法
  化学療法とは別名「抗ガン剤療法」とも呼ばれ、全身のガンや白血病に対して使用します。抗ガン剤を静脈注射や経口投与で処方する事により、ガン細胞にダメージを与えます。ただし、ガン細胞以外の正常な細胞も同時にダメージを与えるため、貧血、食欲低下、下痢、脱毛、白血球減少、血小板減少、腎機能の障害といった様々な副作用が出てきますので、副作用が出ないギリギリのラインでの治療が求められます。基本的に多数の種類の抗ガン剤を組み合わせる「多剤併用療法」を行います。

 他にも、「重粒子線治療」、「陽子線治療」、「小線源療法」等、ガンの種類ごとに様々な治療法があります。自分の愛犬の症状に対して、どんな治療の選択肢があるのかを確認し、最も相応しい治療法を獣医師と検討しましょう。