メイン

ガンの自然療法 アーカイブ

2006年09月05日

ガンの自然療法

  自然療法とは、化学物質等に頼らずに、すべての動物が生まれながらに持っている自然治癒力を向上させて、免疫力や抵抗力を引き上げ、病気の原因を見つけ出し、生活習慣の改善と共に病気の予防・改善を図っていく療法の総称です。

 自然療法とはホメオパシーや漢方、鍼灸等といった、主に東洋医学の治療法の事を指し、複数の自然療法を組み合わせて行ったり、西洋医学と組み合わせて行われます。

 西洋医学の副作用や対処療法への限界と不信感から最近では直らない部分の解決を自然療法に求める事が大変多くなっています。

 ガン(腫瘍)に対して行われている自然療法は、予防、再発防止、進行の抑制、延命、改善を目的として行われています。

 現在では人間だけではなく、犬にも対応した自然療法が大変多く、全国の動物病院でも、自然療法のみ専門的に行うところや、また西洋医学と併用する形で行っている所が増えています。

このページでは犬のガンに対する代表的な自然療法は以下の通りです。

続きを読む "ガンの自然療法" »

2006年09月06日

ホメオパシー


  海外ではガンに限らず、様々な病気に 用いられています。

  ホメオパシー療法(同種療法)とは、各症状を起こす物質を極めて希釈した物(これをレメディと呼びます)を少量与える事によって、動物が本来持っている自然治癒力を刺激し、高める事により、免疫力を活性化させ病状の改善を図る治療法です。

 この「似たものが似たものを癒す」という原理は私達が受けてきたインフルエンザの予防接種と同じものです。予防接種にはインフルエンザウィルスを毒性がない状態にまで希釈させた物がレメディとして含まれており、それを取り入れることによって、結果的に抗体という免疫物質を体内に作り、インフルエンザにかからない状態になるのです。

 レメディの種類は2000種類以上と呼ばれていて、原料となる物質は、植物、鉱物、動物等がありますが、特に初期に開発された物には伝統的な薬草が多く用いられています。

 現在、日本ではあまり知られてはいないホメオパシー療法ですが、イギリス、ドイツ、フランスにおいては健康保険の適用が認められており、ドイツ、インドでは大学の医学部のカリキュラムに組まれている程で、国家の認定を受けていないものが処方する事は違法とされています。

 ホメオパシー療養は自然治癒力を刺激するだけなので、薬剤療法(対処療養)とは違い、身体に優しく、副作用がない事が大きな特徴です。

続きを読む "ホメオパシー" »

2006年09月07日

鍼灸


 犬のガンに対しての鍼灸治療は効果が
あるという見方が多いようです。

  鍼灸治療とは鍼や灸を用いて、身体の表面にある各症状の治療点に刺激を与える事により、自然治癒力や免疫力を向上させて、身体を健康な状態に戻し、病気を改善させる東洋医学です。ツボは全身に存在し、これらを結んだ線を経路と言います。

 ガンに対して鍼灸治療は大変有効な手段で、現在、とある鍼灸治療院では、人間患者の約7割がガンを患っていると言う程です。最大のメリットは、抗がん剤治療とは違い、副作用の心配もなく、生命力を高めると共に治療が出来るの事です。

 鍼灸は他にも運動器疾患 や神経性疾患に効果が見られています。

 犬に対しても、様々な病気に関する鍼灸治療の効果は認められていますが、ガンの治療に関しましては、効果を肯定する意見と、反対する意見が存在します。


 肯定派の意見としては、主にHPで紹介されており、

『犬も人間同様にツボがあり、ツボに刺激を与える事で、体内にモルヒネと呼ばれるエンドルフィンが分泌され、鎮痛作用が得られる他、生命力や免疫力が促進され、腫瘍の改善効果が得られる。』

という人間に対する鍼灸治療と同じ意見。

参考HP:http://www.pet-village.net/acupuncture.html
    :http://inu-gan.com/179/203/002333.php
    :http://www.tszk.biz/blog_wanwan/2007/08/post_37.html


 反対派としては、主に書籍で紹介されており

『刺激して悪性化させる恐れがあるから。』

と主張しています。

参考書籍:犬と猫のための自然療法


いずれにしても、薬に頼らない療法としては、鍼灸治療は大きな選択の1つです
可能性を感じる場合には、納得いくまでよく調べるといいでしょう。

続きを読む "鍼灸" »

2006年09月08日

漢方


 東洋医学の代名詞とも言える漢方。
西洋医学と合わせてガン対策をしましょう。

  漢方療法は伝統的診断法によって、個人個人の体質、病気、症状に合わせて、いくつもの生薬(天然に存在する薬効を持つ産物から有効成分を精製することなく用いた物)を組み合わせて処方する完全オーダーメイドの治療法で、人類が数千年の年月をかけて築きあげてきた物です。

 ガンの様々な状況・状態に対しても漢方薬にはそれぞれ適切な物があり、様々な効果を挙げています。中でも手術後の体力増強と再発防止、放射線治療や抗がん剤の副作用防止に対しての効果は特に優れており、西洋医学による治療でも、ガンの治療に漢方を併用するケースは大変多くなっています。

 ガン治療に漢方薬を用いる最大のメリットは西洋抗がん剤と違い、副作用がまず存在しない事です。生薬の働きで病状の悪化を食い止め、犬の生命力を高める事で体に負担をかけず、症状の改善を図る事が可能です。

 また、アガリスクや花びらたけなどのキノコ製剤と併用する事によって免疫力を高める力を引き上げ、ガンの抑制をする働きが確認されています。

 もちろん人間だけではなく、犬に対しても漢方療法は効果が認められています。とある動物病院では漢方薬を犬のガン治療に用いたところ、およそ4割の犬にガンの消失や発育抑制がみられ、生命力の向上、及び延命においては全体の6割の犬にその成果が得られています。また再発防止にはなんと約7割のガンに効果があるとの事です。


その病院で改善が見られた様々なガンの症例は以下の通りです。

・形質細胞性骨髄腫
・肥満細胞腫
・すい臓癌から転移した肝臓ガン
・悪性リンパ腫
・末期肝臓癌
・肝臓癌
・多中心型リンパ腫
・乳腺癌


他にも漢方薬は白血病などの免疫系の病気や、皮膚病、腹膜炎難治性皮膚炎、心臓弁膜症や循環器疾患にも効果が報告されています。

続きを読む "漢方" »

2006年09月09日

ハーブ


 ハーブを初めとする自然療法は、すべて副作用が少なく痛みもなく
行えます。

  ハーブ療法とは、病気の治療や健康の促進に植物を薬に用いる治療法で、治療技術の中でも最も古くから知られている医療です。

ハーブ療法は植物から有機成分だけを抽出する医薬品とは違い、全草を自然なまま使うのが特徴です。その為、医薬品に勝るとも劣らない性質を持っているにもかかわらず、安価で、かつ副作用が見られません。薬と比べると、治癒までにやや時間がかかるかもしれませんが、効き目は同じですし、害も苦痛もこうむることなく回復する事ができます。


ここでは癌(腫瘍)に対して有効なハーブをご紹介します。

まず、全般的な癌(腫瘍)の対策として、レッドクローバーやブルーバイオレットの葉のい浸出液を1日
2回、長期にわたって内服すると腫瘍が小さくなったり消失する事が知られています。

乳房の腫瘍の場合、甲状腺機能が低下しているのが原因であれば、生の甲状腺エキスかアトミジンを使いましょう。ひまし油の湿布も大変有効な手段です。

・エジアックについて
癌等の免疫系の病気に対して効果のある療法のレシピをエジアックと呼びます。本来は人間の癌対策として作られたものではありますが、ペットにも代用が可能です。材料と作り方は以下の通りです。

<材料>
スリッパリーエルム(アカニレの樹皮)
シープソレル(ヒメスイバ)
バードックルート(ゴボウの根)
トルコルバーブルート(トルコ大黄根)

<作り方>
まず、ナトリウムを含んでいないきれいな水19リットルをステンレス製のポットに入れ、沸騰させます。そこへエジアックの材料を犬と猫の病気大辞典カップ入れてかき混ぜ、10分間煮立てます。10分経ったら火を止めて、ポットの内側についたハーブをかきおとして蓋を閉め、12時間かけてじっくりと浸出させます。浸出後、さらに20分間強火にかけ、2度こして、厚いうちに色の濃いビンにいれて
冷蔵保存します。

<用法・用量>
中型犬の場合、ナトリウムを含んでいないきれいな水を
大さじ1杯ステンレス製のポットで温め、エアジックを大さじ1杯加えた物となります。
これを用量の目安として、1日1回空腹時に飲ませましょう。


材料はインターネットで『ハーブ』というキーワードの後に
任意のハーブ名をキーワードで入力、検索すれば購入できるお店が見つかりますよ。

続きを読む "ハーブ" »

2006年09月10日

フラワーエッセンス(バッチフラワー療法)


 他の治療法と組み合わせても何も問題なく、むしろ相乗効果
が期待出来ます。

  バッチフラワー療法はフラワー・エッセンス療法の一形態で、38種類の花の花びらの上の朝露から作られるホメオパシー・チンクチャー(原チンキ材)から作られる、液体療財(レメディー)を用いるエドワード・バッチ博士が創始した代替医療の一種です。

 バッチフラワー・レメディーは、一回に数滴のしずくを舌に落として服用します。レメディーは添加物や薬物を全く含んでいませんし、副作用や習慣性や依存性もなく、全く無害ですので安心して使用できます。

 エッセンスを飲む事によって精神状態が安定し、それによって自己治癒力が呼び覚まされる事で、ガンに対しても、医師が予想したよりも長く生きたり、ガンの改善がみられるケースや、末期がんの大きな苦痛がかなり軽減されるといった効果が望めます。『病は気から』の言葉通り、心が安らかになる事で、体の病気がに治っていく治療法です。

 ガン以外にもストレス等の精神的問題が原因となって起こる自律神経の問題や肉体的疾患にも効果が認められています。

 単独でも他の治療法や手法と組み合わせても有効で、処方された薬や、サプリメント、健康食品等の影響はまったく受けず、むしろ相乗効果を得られます。

 また、人間にも動物にもバッチフラワー療法を行っている医師の見解では、人間より動物の方が効果の発現が早く出るようです。

続きを読む "フラワーエッセンス(バッチフラワー療法)" »

2006年09月11日

アロマテラピー


 犬のアロマテラピーは現在注目されている治療法です。マッサージと
一緒に行うと良いでしょう。

  アロマテラピーとは植物から抽出されるエッセンスオイル(精油)に熱を加え、その香りを取り込むことにより、自然治癒力の働きを高める心身の健康を整える自然治癒療法です。

 アロマテラピーが最も発達しているイギリスではガンのケア、またはガンの緩和ケアといった代替、補助療法としてアロマテラピーが使用されています。例えば、乳ガンの患者の治療にアロマテラピー療法を行ったところ、治療中のストレスや緊張、病気への不安や恐怖の緩和が確認され、更に、ローマン・カモミルというアロマオイルを使ったマッサージも合わせて行うと、うつ状態までも改善する等、大きな効果が認められています。

 アロマテラピーによりガンが治るという事は現在の日本では立証されていませんが、ガンの化学療法中や、進行ガンの緩和治療の際に用いられ、精神面に様々な働きかけを行う事は勿論、ガンの発症予防や、再発予防には大きく貢献出来ると考えられています。また、不妊症や喘息、皮膚病や花粉症等の対策にも使用されています。

 犬に対しても人間と使用するのと同様に、鼻を通して脳へ伝わったり、肺から血管に伝わったり、皮膚を通して血管へ伝わったりと様々な形で、アロマの有効成分が作用し、犬の心身に働きかけます。

 もちろん、浸透した有効成分が体中に働きかけるだけではなく、純粋に香りを嗅ぐ事により、視床下部に作用し、内分泌系に働きかけ、代謝機能に影響を与える事で精神的にもリラックス感を与え、緊張やストレス、不安や恐怖心を取り除き、リフレッシュさせる事が出来ます。心に負担や不安があると、ストレスとなって体調を崩し、免疫力が低下し、ガンを発症してしまったり、症状を悪化させてしまったり、ガンが再発してしまったりする恐れがあります。

アロマテラピーは犬にとって、心身の調子を整え、心と体の状態をより良い状態にし、ガンに対する予防や緩和の効果がある他、リウマチや膠原病にも効果があるようです。マッサージと併用して施せば効果は更に得られる事でしょう。

続きを読む "アロマテラピー" »

2006年09月12日

サプリメント&健康食品


 現在は画像左の花びらたけなど、犬用の商品
も販売されています。

  アガリクスやプロポリス、ビタミン等々…。ガンに対して有効なサプリメントや健康食品は数多く存在しております。

 最近では人間用のみならず、ペット用も販売されるようになった事で、犬のガンに対しても広く使われるようになりました。

 それぞれ抗ガン作用や抑制作用、抗がん剤治療の副作用の軽減、更には発症予防、再発予防等に効果があるとされています。どの商品も抗がん剤のような副作用を持つ物ではなく、用法用量も記載されている為、単体としてはもちろん、各種治療と併用する場合でも安心して使用することが出来ます。


代表的な抗癌食品

アガリクス  …βグルカンによる免疫力向上作用
花びらたけ  …βグルカンによる免疫力向上作用
プロポリス  …フラボノイドによる抗菌作用や免疫力向上作用
各種ビタミン …抗酸化作用
ミネラル   …リンパ球の活性化作用


 ガンの発症・再発の予防、症状の改善には、免疫力を高め、発症原因をできるだけ排除し、根本的な体質改善を行う事が大切です。

続きを読む "サプリメント&健康食品" »

About ガンの自然療法

ブログ「犬の癌(犬のガン).com」のカテゴリ「ガンの自然療法」に投稿されたすべてのエントリーのアーカイブのページです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のカテゴリは4です。

次のカテゴリは癌(腫瘍)の種類です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34